PRODUCE X 101

【PRODUCE X 101】キム・ウソクの涙の重み

 

 

K-POPを見てると売れる要素はたくさん有るのにナゼか“売れきれない”グループがいて

曲は耳に残るし、ビジュアル担当はケタ違いだし、EXOのベク似の子がいると話題にもなってた『UP10TION』もその中の1つだったように思います。

 

圧倒的に美しいウシンが音楽番組の司会に抜擢され、グループとしてもあと一息!と思われた矢先

ウシンがソミ(当時I.O.I)の胸に触ったのではないか、というセクハラ疑惑が浮上しました。

 

事務所は鑑定まで行い疑惑を否定してましたが、そんなものは簡単にかき消され、誹謗中傷は止まらず…。

韓国はフェミニズムに対して日本とは比にならないほど声が大きいから、相当な反発があったことは容易に想像できます。

 

Vアプリのライブ中にもエグいコメントが届き、ウシンだけでなくオプテのメンバーまで凍り付いてたこともありましたよね。

それから程なくして『ウシン休養』のニュースを見ました。

 

PRODUCE X 101 キム・ウソクの画像

 

復帰した際、ウシンがファンに宛てた手紙の中に

すぐ「大丈夫」という言葉が口を突いて出るようになり、「大丈夫」ではないことに気付いた、というような内容があったと思います。

そして「全力で逃げた」とも。

 

明らかに壊れてしまってるウシンが、全ての事から逃げるという選択をしてくれたことを

歌番組で見るだけの私ですら心から安堵したので、ファンの方々の苦しさはどれほどだったでしょう。

 

アイドルが笑顔でそこにいるのが、ある日突然、あたりまえではなくなることも有るのですから。

 

 

PRODUCE X 101 キム・ウソクの画像

 

ポジション評価の課題曲、赤頬思春期の『私の思春期(To My Touth)』の歌詞が、ウソクと重なると言われています。

 

ある時僕がこの世界から消えればいいのにと思った

世界中が真っ暗で毎晩泣いて過ごしてた

いっそ僕が消えたら楽になれるかな

僕を見つめる視線がすごく怖いんだ

美しくてきれいだったあの頃はつらくて

愛されなかった僕が大嫌いだった

ママもパパも僕だけを見てるのに

本心とは裏腹な方向へいってしまう

それでも僕はもしかしたら

この世界で明るい光になれるかもと

もしかしたらその痛みを乗り越えれば

一瞬でも輝けるかもと

諦められない

1日も安らかに眠れなかった僕が

こんな風に立ち上がろうとすれば僕を見つけてくれるかもと

どうすればいい 

美しく綺麗だった記憶が僕を傷つけて

どれだけ苦しんでも消えてくれなかった

友達も人々もみんな僕だけ見てるのに

本当の姿から遠ざかってしまう

どれだけ辛かっただろう

どれだけ願っただろう

(abemaTV PRODUCE X 101 7話日本語字幕より)


 

日本語字幕を探し内容を理解したとき、おえおえ嗚咽しながら泣いてしまいました。

能天気に思春期を過ごしたBBAの私でさえ刺さるんですから、ウソク氏はどんな気持ちでこの曲と向かい合ったのでしょうか。

その辺りをもう少し描いて欲しかった。

できない子に焦点を当ててばっかりで正直うんざりだけど、Mnetがそちらに舵を切ってるので仕方ないことですが。

 

 

PRODUCE X 101 キム・ウソクの画像

 

何が言いたかったのかボヤけてきましたが、ウソクの涙に少し否定的な意見を見つけまして

泣く子たちはたくさんいるけど、ウソクのそれとは一括りではないんじゃないかと思いました。

こればかりは重みが全く違うのではないかと。

もちろんどちらが真実かというのではなく個人的な見解としてですが。

 

PRODUCE X 101 キム・ウソクの画像

 

推しがそれぞれ違うからこそ余計に、分かるー!!!と膝をバシバシ叩くこともあるし、そうかなーと首をかしげることもある。

その人の価値観で善人と悪人の順位が入れ替わる『若い女性と水夫』という話があるんですが、それと同じぐらい、もしかすると推しがいるからそれ以上に、プデュってホント人によって意見が分かれるなとつくづく思います。